大谷翔平 勝ち越し打点もなぜそこにデラクルーズ?二塁ベース付近にシフト 中前に抜けるはずの打球が…遊ゴロに
「レッズ-ドジャース」(24日、シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平選手は二回1死二、三塁の第2打席で二遊間へゴロを放ち、勝ち越しとなる打点を挙げた。一瞬、中前に抜けるかと思われた打球は、レッズの遊撃手・デラクルーズのシフトに阻まれた。
3点を先制された直後の二回だ。テイラーの2点二塁打、ベッツの適時二塁打で試合を振り出しに戻し、なおも1死二、三塁で大谷。初球をたたきつけて、打球は投手の頭上を越えたが、遊撃・デラクルーズが二塁ベース上にいた。
1死二、三塁の状況で遊撃手が二塁ベース付近にいるのはかなりレアケース。中前に抜けそうな打球は阻まれたが、三塁走者を生還させ勝ち越しの1点を奪った。
初回の第1打席でも初球のストレートをきれいに流し打つも三遊間の打球をエスピナルが横っ跳びでキャッチ。二塁へ送球され、二塁ベースカバーのデラクルーズの強烈なボールが一塁に送られたが、全力疾走で併殺を阻止した。
2打席連続で相手の守備に阻まれてしまった大谷。それでもチームは一気に3点差をひっくり返した。
四回の第3打席ではボテボテのゴロが再び投手の頭上を越えたが、二塁ベース付近にいたデラクルーズのもとへ。大谷も全力疾走でベースに駆け込む際には「セーフ!!」と絶叫したが、間一髪でアウトになってしまった。