大谷翔平は5打数無安打 投手陣も一挙6失点の大炎上で5月初の3連敗 ベシアがまさかグランドスラム被弾
「レッズ9-6ドジャース」(24日、シンシナティ)
ドジャースの大谷翔平選手は「2番・DH」で先発出場。二回の第2打席で遊ゴロを放ち、一時勝ち越しとなる打点をマークしたが、5打数ノーヒット。チームは投手陣が大乱調で逆転負けを喫し、5月初の3連敗となった。
大谷は第1打席で三遊間へ痛烈な打球を放つも、三塁手のエスピナルが横っ跳びでキャッチ。三ゴロに倒れた。3点を先制された直後の二回は、テイラー、ベッツのタイムリー二塁打で試合を振り出しに戻し、なおも1死二、三塁から投手の頭上を越えるゴロを放ちながら、二塁ベース付近にシフトを敷いていたデラクルーズに阻まれた。
それでも勝ち越しの1点を奪い、五回にはスミスが貴重な追加点となる一発を放った。しかし2点リードの五回、悪夢がドジャースを襲う。パクストンがソロ本塁打を浴びて1点差に迫られ、2死から四球を出したところでラミレスにスイッチ。だが3連続四死球で押し出しとなり、試合を振り出しに戻された。
ここでロバーツ監督は左腕のベシアを投入したが、まさかのグランドスラムを被弾。一挙6失点で試合をひっくり返され、重苦しいムードが漂った。
反撃したかったが、大谷は六回の第4打席で腰が引けたような形で遊飛に倒れた。八回1死一、二塁の第5打席は初球をミスショットしての遊飛。首をかしげるなど納得がいかない様子だ。九回にT・ヘルナンデスが12号ソロを右翼席へたたきこんだが、反撃もここまでだった。
これでドジャースは5月に入って初の3連敗。4月17日のナショナルズ戦から20日・メッツ戦にかけて喫して以来今季2度目、最長タイとなる負の連鎖になってしまった。