ダルビッシュ 自己ワーストタイの1試合4被弾で7失点KO 本拠地が悲鳴 2年連続でヤンキース打線につかまり2敗目
「パドレス0-8ヤンキース」(24日、サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が、自己ワーストタイとなる1試合4被弾で六回途中7失点KO。日米通算200勝を達成して迎えた本拠地でのマウンドだったが、2年連続でヤンキース打線につかまり2敗目を喫した。チームも連勝が2でストップし、勝率5割に逆戻りとなった。
初回に1死三塁からジャッジの犠飛で先制点を失ったダルビッシュ。悪夢が待っていたのは三回だ。2死一塁からソトに右中間へ特大の2ランを被弾すると、続くジャッジには左翼席へ放り込まれた。
2者連続アーチで突き放されると、なおも2死二塁からスタントンにも一発を浴びた。一挙5失点で本拠地は悲鳴に包まれると、続投した四回も先頭のトーレスに左中間へソロを被弾した。
昨年5月28日のヤンキース戦でも五回途中7失点でKOされていたダルビッシュ。1試合4被弾は昨年7月24日のパイレーツ戦以来、自己ワーストタイとなった。
ダルビッシュは前回登板のブレーブス戦で7回2安打無失点と好投し、日本人史上3人目の日米通算200勝を達成。「次の試合、またホームで投げると思うので、その試合をしっかり長いイニング投げられるように調整していきたい」と力を込めていた。
首の張りから復帰後、4月30日のレッズ戦から4試合を無失点と抜群の成績を残していたが、無念の大量失点となった。続投した五回は三者凡退、六回は1死からウェルズに安打を許すも、次打者を三振に仕留めたところで交代を告げられた。
打線は反撃できず完封負け。連勝で貯金を1として迎えたヤンキース戦だったが、痛恨の完敗で勝率5割に逆戻りとなった。