大谷翔平、10戦46打席ぶり14号ダメ押し2ラン メジャー26球場目制覇 左脚打撲状態で6戦ぶり23度目マルチ安打
「メッツ-ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、4点リードの八回2死二塁の好機に14号2ランを放った。17日のレッズ戦以来、10戦46打席ぶりの一発でメジャー26球場目を制覇。この日は五回1死二塁の好機に中前適時打を記録しており、6戦ぶり23度目のマルチ安打を達成した。
大谷は前日のダブルヘッダー第1戦で5打数無安打。チームは延長戦を制して今季ワーストだった連敗を5で止めたが、大谷は2点を追う八回無死一、二塁の好機に遊ゴロに倒れるなど、見せ場を作れなかった。ノーアーチは今季自己ワーストを更新する9戦41打席。疲労軽減のため、ダブルヘッダー第2戦を欠場した。打率を・329に落とし、首位打者の座を同僚のベッツに明け渡した。
大谷は前日まで54試合に出場し、ナ・リーグ3位の打率・329、ナ・リーグ2位タイの13本塁打、同7位タイの35打点、同6位タイの13盗塁、同4位の40得点、同2位のOPS1・001をマーク。しかし、16日のレッズ戦で牽制球を左太もも裏に受けて打撲と診断された患部は完治しておらず、負傷以降、前日までの10試合の打撃成績は打率・195、1本塁打、5打点、OPS・574と精彩を欠いていた。