大谷翔平にダメ押し弾を食らった右腕 直後に三塁塁審に暴言で退場処分→怒りでグラブをスタンドへ投げ入れる暴挙→戦力外へ
「メッツ3-10ドジャース」(29日、ニューヨーク)
ドジャース・大谷翔平選手が八回にダメ押しの2ランを放った。その直後、被弾したメッツのホルヘ・ロペス投手が退場処分になるハプニングがあった。
フリーマンに投じた4球目、内角低めの変化球でスイングを奪ったかに見えたが、三塁塁審はノースイングの判定。その後、暴言を吐いたとみられ、三塁塁審も激高。退場処分が宣告された。
ロペスはユニホームの裾をダランとしてベンチへ戻り、何と自らのグラブをスタンドへ放り投げてしまった。キャッチしたファンは大歓声をあげてガッツポーズ。その後、近くにいた少年たちが記念撮影を行っていた。
試合後、ニューヨークポストのジョエル・シャーマン記者はロペス投手がDFAとなり、事実上の戦力外通告を受けたと、情報筋の話として伝えた。
自身のXで「ロペスは試合後、記者団に球団幹部とは会っていないと言った。だが情報筋によるとカルロス・メンドーサ(監督)、デビッド・スターンズ(GM)と会ったという。そしてメッツはDFAにした」と記した。直前には「グラブ投げ事件を受けて、DFAにする予定だ」とつぶやいており、スタンドへグラブを投げ入れたことを重く見た判断と考えられる。