今永昇太がまさか大炎上…メジャーワーストの7失点で五回途中KO 防御率トップからも陥落 中10日の先発が影響か 初黒星でデビューからの連勝止まる
「ブルワーズ10-6カブス」(29日、ミルウォーキー)
カブスの今永昇太投手が3回までにメジャーワーストの7失点を喫した。五回途中でマウンドを降り、防御率は1・86となり、トップから陥落。初黒星を喫し、デビューからの連勝は5でストップした。
初回1死二塁から、イエリッチに右中間へ特大の先制2ランを浴びた左腕。確信歩きの一撃にマウンドの今永は打球を見るために振り返ることもなかった。痛い一撃を食らって以降は立ち直ったかに見えたが、再びイエリッチに突破口を開かれてしまったのは三回だ。
1死一塁から右前に運ばれてしまい、一、三塁とピンチが拡大した。ここでアダムスにタイムリーを浴びると、さらにサンチェスにも左翼線へ2点二塁打を許した。さらにパーキンスに左翼へ2ランを浴び、悪夢の1イニング5失点。1試合2被弾もメジャー初で、まさかの7失点により防御率は一気に悪化してしまった。
それでも四回は三者凡退に抑え、復調の兆しを見せた今永。五回も続投し1死から四球を与えたところでカウンセル監督がベンチを出て交代を告げた。
前回登板が雨天中止となり、スライドしなかったため中10日でのマウンドとなった今永。開幕からしっかりとローテーションを守ってきただけに、登板間隔の開きが微妙な制球の乱れにつながった可能性もありそうだ。
試合はカブスが2桁失点で大敗。ナ・リーグ中地区首位のブルワーズに連勝とはいかなかった。再び勝率5割に逆戻りとなり、4連戦最後の一戦となる30日の試合は大きな意味を持つことになりそうだ。