鈴木誠也雄たけび メジャー3年目初の代打弾 連続試合安打を7に
「ブルワーズ6-4カブス」(30日、ミルウォーキー)
カブスの鈴木誠也がメジャー3年目で初の代打本塁打を放った。2点を追う七回、1死一塁で打席へ。「代打なので積極的に振らないといけないし、追い込まれてからはきついなっていうのは分かっていた」
救援に立った大型左腕ハドソンと対戦し、初球は内角の真っすぐを見逃す。「外の球だったら手出しできるかなと思ったんで、外は消してインサイド待ち」と食い込んでくる球に的を絞った。3球目、狙い通りに内角低めのカットボールをすくい上げ、飛距離約118メートルの打球が左翼フェンスを越えた。5月15日以来の本塁打。一塁を回ると、雄たけびを上げた。
前日2安打をマークし、この日で連続安打を7試合に伸ばして打率は・258まで上がった。まだまだ満足いく数字ではないが「めちゃめちゃいい打者でも3割打つのは大変。特にこのメジャーはそういう世界になってきている」とレベルの高い投手と戦う難しさを改めて口にした。チームが4-6で敗れたこともあり「僕自身もそうですけど、しっかりミスなくやれれば、おのずと流れがこっちに来る」と表情を引き締めた。