水原一平被告、有罪答弁へ 銀行詐欺罪など認める見通し 司法取引成立で「答弁変更」手続き

 ドジャースの大谷翔平選手(29)の元通訳、水原一平被告(39)が4日、カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷する。既に検察と司法取引に合意しており、大谷選手の銀行口座から金を盗んで不正送金したとする銀行詐欺などの罪を認める見通しだ。

 水原被告は手続き上の理由から5月の罪状認否では無罪を主張した。司法省や連邦地裁によると、この日の審理は被告が主張を無罪から有罪に切り替える際などに取る「答弁変更」手続き。被告と検察の間で司法取引が成立した場合に必要となる。

 判事は法廷で被告に、有罪答弁への変更が自らの意思に基づくのかどうかなどを確認する。検察側が被告に罪の内容を説明した上で判事が認否を問うのが通例だ。被告が罪を認めれば、口頭弁論などは開かず量刑を決める手続きに移る。司法省は、数カ月後に水原被告に判決が言い渡されると見込んでいる。

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