大谷翔平元同僚、二刀流挑戦中フレッチャーまた好投 マイナー2度目先発は6回2安打1失点 105キロ魔球で凡打の山

 デビッド・フレッチャー
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 大谷翔平選手のエンゼルス時代の同僚で、ブレーブス傘下2Aミシシッピに所属しているデビッド・フレッチャー選手が4日(日本時間5日)、ペンサコーラ戦に先発し、6回2安打1失点と好投した。打線の援護なく、1点ビハインドで降板した後、チームが逆転勝ちしたため、勝敗はつかなかった

 大谷と同じ18年に内野手でメジャーデビューしたフレッチャーは昨年12月にブレーブスへトレード。しかし、開幕8試合で打率・125と結果を残せずマイナー落ち。その後もメジャーに定着できず、メジャー6年目で最少の33試合の出場にとどまった。

 今季も3Aで開幕を迎え、4月中旬にメジャー昇格を果たしたが、わずか5試合でマイナー落ち。そんな中、5月8日の試合でプロ初登板。0-8の九回から登板し、時速110キロ前後のナックルボールを投げ続けて1回1安打無失点。その後も3試合に救援投手としてマウンドに立った。

 中継ぎ4試合で防御率6・55。好投には程遠い内容だったが、5月29日のノーフォーク戦で先発のマウンドに立つと、5回3安打2失点、与四球1、奪三振6と好投。勝敗は付かなかったが、72球のうちストライクが48球と制球力を高く評価された。

 1日から戦いの舞台を3Aから2Aへ移しているが、この日のマウンドでも6回72球の省エネピッチング。4四死球と制球を乱す場面もあったが、四回には2者連続空振り三振で敵地スタンドをどよめかせ、粘りの投球で1失点に抑えた。

 ブレーブスは大谷所属のドジャースと同じナ・リーグ。両軍の対戦は9月13~15日に予定されており、このまま結果を出し続ければ、2人の“夢対決”の可能性もある。

 その一方でギャンブル好きで知られるフレッチャーは5月下旬に違法賭博疑惑が報じられ、大リーグ機構から調査を受けているとも言われている。球場内外で今後の行方が注目されている。

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