「パイレーツ－ドジャース」（６日、ピッツバーグ）

　ドジャースの大谷翔平選手は五回の第４打席で二ゴロに倒れたが、チームは打線が爆発。一挙６点を奪って先発全員安打をマークした。

　五回、Ｔ・ヘルナンデスが勝ち越しソロを放つと一気にたたみかけた。Ｋ・ヘルナンデスの適時二塁打、敵失などで着実に得点を重ね、最後はベッツがバックスクリーンに１０号３ランをたたき込んだ。これで１０年連続の２桁アーチだ。

　レッドソックス時代の２０１５年から続く快記録。メジャーでは決して大きい体格ではないが、たゆまぬ努力で２６２本のアーチを積み上げてきた。初回は左前打を放ち、一挙４点の先制劇の起点となっていた。

　この回、バーンズが安打を放ったことで打線は先発全員安打を記録。初回に４点を先制し、三回までに先発・ビューラーが炎上して試合を振り出しに戻されていたが、一挙６点を勝ち越した。

　ドジャースの２桁得点は５月２９日のメッツ戦以来。スイープ阻止へ、大きなリードを奪った。