大谷翔平「2番・DH」スタメン 山本由伸と同時出場でMLB最強ヤンキースと敵地初対決 大ブーイング必至 2冠ジャッジらMVP5人が豪華競演

 「ヤンキース-ドジャース」(7日、ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で、山本由伸投手が先発投手で出場することが発表された。ヤンキースはMLB最高勝率・703(45勝19敗)を誇る難敵。過去に両選手の獲得に動いた経緯もあるチームとの今季最初で最後の敵地3連戦とあって大ブーイングは必至だ。

 大谷はここまで61試合に出場し、打率・318(ナ・リーグ3位)、15本塁打(同2位)、40打点(同6位タイ)、14盗塁(同8位タイ)、OPS・973(同2位)をマーク。前日、6日のパイレーツ戦は初回の打席で右前打を放ったが、その後の5打席は3三振を含むノーヒットだった。

 山本はここまで12試合に登板し、6勝2敗、防御率3・32。3月21日の韓国でのメジャーデビュー戦こそ1回5失点KOだったが、米国では全11登板で5イニング以上を投げ、6勝1敗、防御率2・67。64回で74奪三振を記録するなど、安定した成績を残している。

 前回、1日のロッキーズ戦は6回7安打1失点、与四球1、奪三振7で6勝目。四回で75球を要しながら移籍後最多101球の粘投でチームを勝利に導いた。

 初顔合わせのヤンキースは昨オフに移籍先濃厚と言われていた“因縁”の相手だ。

  両軍合わせて5人のMVP受賞選手が豪華競演。ドジャースには大谷(21、23年)、ベッツ(18年)、フリーマン(20年)の3選手、ヤンキースは現在メジャー最多21本塁打&OPS1・081のジャッジ(22年)、スタントン(17年)の5選手がスタメンに名を連ねた。

 ヤンキースはソトが前日の試合で左前腕を痛めて途中交代し、この日のスタメンを外れて欠場濃厚。打率・318、17本塁打、53打点、OPS1・027とジャッジに負けない成績を残しているスラッガーの負傷は大きな痛手となりそうだ。

 ▽ドジャースのラインアップ

 1番・遊撃 ベッツ      打率・312 10本塁打 35点 OPS・923

 2番・DH 大谷       打率・318 15本塁打 40打点 OPS・973

 3番・一塁 フリーマン    打率・294 8本塁打 38打点 OPS・880

 4番・捕手 スミス      打率・299 9本塁打 38打点 OPS・876

 5番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・254 13本塁打 39打点 OPS・792

 6番・右翼 ヘイワード    打率・269 2本塁打 6打点 OPS・839

 7番・中堅 パヘス      打率・265 6本塁打 18打点 OPS・727

 8番・二塁 ラックス     打率・210 1本塁打 13打点 OPS・554

 9番・三塁 K・ヘルナンデス 打率・200 3本塁打 10打点 OPS・546

    投手 山本       6勝2敗 防御率3・32

 ▽ヤンキースのラインアップ

 1番・遊撃 ボルピー   打率・288 6本塁打 25打点 OPS・796

 2番・左翼 バードゥーゴ 打率・255 8本塁打 34打点 OPS・742

 3番・右翼 ジャッジ   打率・289 21本塁打 54打点 OPS1・081

 4番・DH スタントン  打率・239 15本塁打 36打点 OPS・794

 5番・一塁 リゾ     打率・233 7本塁打 25打点 OPS・647

 6番・二塁 トーレス   打率・232 5本塁打 21打点 OPS・650

 7番・三塁 ラメイヒュー 打率・182 0本塁打 0打点 OPS・539

 8番・中堅 グリシャム  打率・193 7本塁打 15打点 OPS・691

 9番・捕手 トレビーノ  打率・264 5本塁打 18打点 OPS・720

    投手 ポティート  2勝0敗 防御率2・45

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