ロバーツ監督が山本由伸の快投にガッツポーズ→熱いハグ「強いなと思いました(笑)」球数100球超えでも信頼の続投「一番の投球だった」

 「ヤンキース1-2ドジャース」(7日、ニューヨーク)

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、山本由伸が7回を投げきるとこん身のガッツポーズを見せた。

 七回、1死から右腕が四球を与えると、ベンチで激しく内野の守備位置を指示した。山本がラメーヒューを二ゴロ併殺打に仕留めると、ベンチでこん身のガッツポーズ。そしてベンチに戻ってくるとハグをかわした。

 四球を与えた時点で球数はメジャー移籍後最多となる105球を数えていた。ブルペンでは左腕・バンダが準備のペースを上げていたが、指揮官は信頼して続投を選択した。その期待に応えるかのような併殺劇。ロバーツ監督も「ドジャースに来てから一番の投球だった」と興奮を抑えきれない様子だった。

 白熱の投手戦は延長十一回にT・ヘルナンデスが先制の2点二塁打で均衡を破ると、その裏、ラミレスが1失点に抑えて勝利。山本の好投が報われる白星になった。試合後、指揮官とのハグについて「(力が)強いなと思いました(笑)」と笑顔で感触を明かしていた。

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