大谷翔平 無安打も紙一重のレフトフライ ロバーツ監督「あのスイングはよかった。大丈夫だと思う」10打席連続ノーヒット

 試合前のベンチで報道陣の質問に答えるロバーツ監督(撮影・小林信行)
 ヤンキース戦の8回、左飛に倒れる大谷(共同)
 ヤンキース戦の10回、一ゴロに倒れる大谷(共同)
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 「ヤンキース1-2ドジャース」(7日、ニューヨーク)

 ドジャースの大谷が5打数無安打。チームが延長戦を制し、MLB最高勝率球団に粘り勝ちした試合で4試合ぶりのノーヒットに終わり、存在感を示すことはできなかった。

 試合前の選手紹介や打席ごとに大きなブーイングを浴びた。裏を返せば、リスペクトの表れとも言えるが、先発の山本が7回無失点の快投を披露する中、両軍無得点の五回と十回、いずれも2死一、二塁の得点機に一ゴロに倒れた。前日のパイレーツ戦の初回に右前打を放った後は10打席連続ノーヒット。依然として打率3割をキープしているが、直近15試合は打率・190(63打数12安打)、2本塁打、7打点、OPS・572と本来の姿には程遠い。

 試合後の監督室。ロバーツ監督は大谷を封じたヤンキース4投手を「高低をうまく使って目線を変えさせていた。翻ろうしていた」と称えながら、紙一重のスイングだった八回の左飛を「(中継ぎ左腕の)ファーガソンのボールを打ち損じたね。あのスイングはよかったと思う。(十回の)最後も弾丸のような打球を打っていた。あと2試合ある。大丈夫だと思う」と前向きに話した。

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