大谷翔平がベッツとヒソヒソ話 口に手を当てさとられないように会話 直後にT・ヘルナンデスの満塁弾で突き放す
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「ヤンキース-ドジャース」(8日、ニューヨーク)
ドジャースの大谷翔平選手は八回の第4打席は相手の失策で好機を拡大。満塁となったところで三塁走者のベッツと大谷がヒソヒソ話をするなど、珍しいシーンも見られた。
先頭のベッツが四球で歩き、無死一塁で右腕のケインリーと対した第4打席。2球で追い込まれてしまったが、低めの変化球を見極めた。カウント1-2からの4球目、内角高めの直球に詰まったものの打球は二遊間へ。二塁・トーレスがファンブルし、好機を拡大した。
1死後、スミスが四球を選んで満塁としてT・ヘルナンデスが打席へ。ヤンキースの内野陣がマウンドへ集まる中、大谷が三塁ベース付近でベッツと言葉をかわした。相手にさとられないように、ベッツが口に手を当ててしゃべるなど異例のシーン。直後、T・ヘルナンデスがダメ押しの満塁弾を放ち、1試合6打点の大暴れ。ヤンキースを突き放した。
大谷は第2打席で左前へ12打席ぶりの安打となるタイムリーを放った大谷。外角直球を逆らわずにはじき返し、暗いトンネルを脱出していた。