大谷翔平「2番・DH」、ジャッジ「3番・右翼」 MVP5人が豪華競演最終戦 大谷6月7戦打率・200 ジャッジ直近15戦9発

 試合前、リラックスした表情を見せる大谷
 試合前、リラックスした表情を見せる大谷
 試合前、キャッチボールする大谷
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 「ヤンキース-ドジャース」(9日、ニューヨーク)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場することが発表された。今季最初で最後のヤンキース3連戦最終戦。前夜は1試合2発でメジャー最多23本塁打のアーロン・ジャッジ外野手は「3番・右翼」で出場する。

 大谷は前日、8日の同カードで4打数1安打。敵地ファンのブーイングを受けながら打席に立ち、同点の三回1死一、三塁の好機に流し打ちで左前へはじき返し、一時は勝ち越し点となる適時打を放った。

 ここまで63試合に出場し、打率・311(ナ・リーグ4位タイ)、15本塁打(同2位タイ)、41打点(同9位)、14盗塁(同8位タイ)、OPS・950(同2位)と好成績を残しているが、直近15戦は打率・203(64打数13安打)、2本塁打、8打点、OPS・594と精彩を欠いている。

 6月に強く、“ミスター・ジューン(6月男)”の異名を取るが、今季は6月7試合の打率が・200(30打数6安打)と本来の力を出し切れていない。この日のヤンキース先発はドミニカ共和国出身の26歳新人ギル。ここまで8勝、防御率1・82と快進撃を続ける右腕を攻略して完全復調のきっかけにしたいところだ。

 両軍合わせて5人のMVP受賞選手が豪華競演する同カード。ドジャースには大谷(21、23年)のほか、ベッツ(18年)、フリーマン(20年)の3選手、ヤンキースはジャッジ(22年)、スタントン(17年)の2選手がスタメンに名を連ねている。

 中でもジャッジは前日の試合でチームが大敗するなか、5月31日のジャイアンツ戦以来となる1試合2本塁打。直近15試合は打率・404(52打数21安打)、9本塁打、23打点、OPS1・038と量産態勢に入っており、大谷と明暗を分けている。

 MLB最高勝率のヤンキースは前日の試合で大敗し、今季初の本拠地連敗。6日の試合で左前腕を痛めて途中交代したソトの3戦連続欠場は濃厚な状況で、ここまで打率・318、17本塁打、53打点、OPS1・027のスラッガーの不在はチームにも大きな影響を与えている。

▽ドジャースのラインアップ

1番・遊撃 ベッツ      打率・311 10本塁打 35点 OPS・920

2番・DH 大谷       打率・311 15本塁打 41打点 OPS・950

3番・一塁 フリーマン    打率・293 8本塁打 40打点 OPS・887

4番・捕手 スミス      打率・292 9本塁打 38打点 OPS・859

5番・左翼 T・ヘルナンデス 打率・262 15本塁打 47打点 OPS・831

6番・右翼 ヘイワード    打率・246 2本塁打 6打点 OPS・769

7番・中堅 パヘス      打率・259 6本塁打 19打点 OPS・712

8番・二塁 ラックス     打率・204 1本塁打 13打点 OPS・538

9番・三塁 K・ヘルナンデス 打率・206 4本塁打 11打点 OPS・589

   投手 グラスノー    6勝4敗 防御率2・93

▽ヤンキースのラインアップ

1番・遊撃 ボルピー   打率・285 6本塁打 25打点 OPS・781

2番・左翼 バードゥーゴ 打率・257 8本塁打 34打点 OPS・740

3番・右翼 ジャッジ   打率・298 23本塁打 57打点 OPS1・117

4番・DH スタントン  打率・228 15本塁打 36打点 OPS・759

5番・中堅 グリシャム  打率・083 2本塁打 6打点 OPS・432

6番・二塁 トーレス   打率・229 5本塁打 21打点 OPS・643

7番・一塁 ラメイヒュー 打率・207 0本塁打 0打点 OPS・568

8番・三塁 カブレラ   打率・236 4本塁打 21打点 OPS・619

9番・捕手 トレビーノ  打率・261 5本塁打 18打点 OPS・706

   投手 ギル     8勝1敗 防御率1・82

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