「ドジャース－レンジャーズ」（１１日、ロサンゼルス）

　ドジャース・大谷翔平選手は初回の第１打席で四球を選んで出塁。直後に今季１５個目の二盗を決め、スミスの３ランで先制のホームを踏んだ。

　フルカウントからの６球目、低めに外れたボールをしっかりと見極めた大谷。４球目のチェンジアップを空振りしてしまったが、しっかりと打席の中で修正。同じボールを見極めて出塁した。

　直後に１５個目の二盗に成功。完璧なスタートを切って鮮やかに二塁を陥れた。しかしフリーマンが放った右前打で打球を見失ってしまったのか、三塁に進めず。まさかのハプニングだったが、スミスの先制３ランが飛び出し、満面の笑みを浮かべてホームで出迎えた。

　試合前は山本由伸、スミスコーチらと手を前に出し、変顔を浮かべる珍ポーズも披露していた。一塁ベースでも笑顔が絶えず、いいメンタルでゲームに入っている様子も見受けられた。

　第２打席も低めの変化球を見極めて２打席連続の四球を選んだ大谷。続くフリーマンの右飛では一塁からタッチアップしようとする場面もあった。