「ドジャース－レンジャーズ」（１１日、ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平選手は四回の第３打席で空振り三振に倒れた。だがチームはベッツの走者一掃となる３点二塁打で昨季王者のレンジャーズを突き放した。

　相手を大きく突き放した中、打席を迎えた大谷。２球で追い込まれたが低めの変化球を見極めてカウント１－２。だが４球目の変化球に腰砕けのような形となり、空振り三振に倒れた。

　大谷は第１打席で四球を選んで出塁。その後、１５個目の二盗を成功させたが、フリーマンの右前打で打球を見失い、三塁に進めない珍しいハプニングもあった。スミスの先制３ランで事なきを得たということもあり、ホームでは４番を満面の笑みで出迎えていた。

　第２打席でも四球を選んで出塁した大谷。チームは四回までに６点を奪い、中盤までに主導権を引き寄せた。ベッツはここ１０試合で打率・１５０と不振にあえいでいたが、復調へのきっかけとなるような一打だった。