元メッツのロペスがカブスとマイナー契約 大谷翔平に被弾→退場&問題行動→戦力外の右腕 米メディア報じる
メッツを自由契約になっていたホルヘ・ロペス投手が12日(日本時間13日)、鈴木誠也外野手、今永昇太投手が所属するカブスとマイナー契約を結んだことが明らかになった。米メディアが一斉に報じた。
ロペスは5月29日のドジャース戦で八回に大谷にダメ押し2ランを被弾。その後、次打者フリーマンのハーフスイングに対する三塁塁審のボール判定に激高して退場処分。マウンドを降りる際には自身のグローブを観客席に投げ入れる暴挙に出ただけでなく、試合後のクラブハウスで報道陣を前にFワードを交えて球団批判とも取れる発言をするなど、物議を醸した。
試合後、事実上の戦力外通告を受け、翌日にメジャー40人枠から外れるDFAとなっていたロペス。その去就に注目が集まっていたが、カブスとマイナー契約を結び、メジャー再昇格を目指すとみられる。
プエルトリコ出身、メジャー9年目のロペスは昨オフにメッツと1年200万ドル(約3億1000万円)で合意。22年にオリオールズとツインズで計23セーブの実力を期待されたが、新天地では28試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率3・76。直近15登板は1勝2敗1セーブ、防御率6・23と振るわなかった。