大谷翔平 2戦連発17号、リーグトップに1本差 ロバーツ監督「彼は地球上最高の打者だ」

 ドジャース・大谷(提供・共同通信社)
 1回、先制の17号ソロを放ちT・ヘルナンデス(37)から種を浴びせられる大谷(AP=共同)
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 「ドジャース2-3レンジャーズ」(12日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)はロサンゼルスでのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、一回に今季4度目の2戦連発となる17号ソロを放った。三回にも右翼へ弾丸ライナーを放つなど調子は上向き。本塁打数はナ・リーグトップを走るブレーブス・オズナに1本差に迫った。

 前日の試合で感じた手ごたえをさらに確かなものにした。初回、大谷がフルカウントから右腕グレイの甘く入ったスライダーを地元ファンの待つ中堅右のスタンドまで一気に運んだ。飛距離129メートル。5月5~7日の3試合連続以来となるシーズン4度目の2試合連続本塁打でチームに先制点をもたらした。

 「いい感触だったので、これを続けていきたい」。大谷がそう話したのは前日の試合、5戦ぶり16号を放った後だ。その一夜明けの試合で初回に会心の一打を放つと、二回の打席では時速181キロの弾丸ライナーを右翼へ飛ばした。最後は元巨人の右翼ガルシアのジャンピングキャッチに阻まれたが、紙一重の強烈な一撃だった。

 試合後の監督会見。ロバーツ監督は「ストライクゾーンの見極めが良くなっていると思う」と分析。左前へ12打席ぶりにヒットを記録した8日のヤンキース戦からの4試合を「本当に良くなっている」と、復調の兆しが見え始めていることを明かし、「ストライクゾーンの見極めができている時の彼は地球上最高の打者だ」と言った。

 17本塁打はT・ヘルナンデス外野手と並んでチーム最多。ナ・リーグではキングの座を守り続けているブレーブスのオズナに1本差に迫った。月別で最も本塁打を打っているのが6月。エンゼルス時代の昨季は15本塁打で球団の月間記録を塗り替えた。直近7戦3発。ここから「ミスター・ジューン(6月男)」の本領を発揮する。

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