大谷翔平、山本由伸両投手の所属するドジャースは１３日（日本時間１４日）、パイレーツのメジャー４０人枠から外されたホセ・ヘルナンデス投手をトレードで獲得したと発表した。チームは前日にもブルージェイズから戦力外となった内野手ビジオをトレードで獲得しており、２日連続のトレードで選手補充を行った。

　ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは１６年５月に１９歳でドジャースと契約。しかし、メジャーに昇格することなく、２２年オフにルール５ドラフト（現役ドラフト）でパイレーツから指名されて移籍した。昨年４月にメジャーデビュー。５０試合に投げて１勝３敗、５ホールド、防御率５・３３の成績を残した。

　今季は開幕ベンチ入りし、ここまで７登板、１勝１敗１セーブ、防御率３・３８。４月は６登板で防御率１・９３と好成績を残す一方で球速の低下が危惧されている。

　ドジャースは５月中旬以降、救援投手を中心に積極的にトレードを敢行。約１カ月間でバンダ、ラミレス、ビジオ、ヘルナンデスの４選手を獲得している。チームはヘルナンデスをメジャー４０人枠に入れるために４月２８日に右ふくらはぎ痛で１５日間の負傷者リストに入った元広島のブレイシアを６０日間に移行したことを発表した。