大谷翔平 8戦ぶりマルチ安打 ロバーツ監督「今夜のショウヘイは良かった」打撃内容を高く評価

 ロイヤルズ戦の4回、右前打を放つドジャース・大谷(共同)
 試合後の会見で報道陣の質問に答えるロバーツ監督
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 「ドジャース4ー3ロイヤルズ」(14日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手(29)はロサンゼルスでのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打とマルチ安打を記録した。

 3点ビハインドの厳しい展開で、チーム最初の1本は大谷のバットから生まれた。四回1死で、最速163キロを誇る左腕レイガンズにカウント2-2と追い込まれながらも内角低めスライダーを右前へ運んだ。時速170キロの高速打球だった。

 六回の打席では外角低めスライダーにバットを伸ばして中前打。どちらも絶好調時の角度がついた打球ではなかったが、凡打になりやすい低めのコースをしっかり外野へ運び、5日のパイレーツ戦以来、8戦ぶり25度目のマルチ安打となった。

 同点の八回1死二塁の勝ち越し機は遊飛に倒れたが、試合後のロバーツ監督は「今夜のショウヘイは良かったと思う」。初回の遊ゴロの当たりにも触れ「強い打球だったし、しっかり捉えていた。いいことがたくさんあった」と高く評価した。

 チームは3点を追う五回に7番ロハスが3号2ランを放つと、2死から打率・099の9番テイラーが1号ソロ。同点の八回2死二塁から3番フリーマンが決勝適時打で鮮やかな逆転勝利。連敗を2で止めた。

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