大谷翔平、4戦ぶり18号先制ソロ 由伸離脱ショックはねのける豪快アーチ 同僚テオスカー抜いてリーグ単独2位浮上 トップと2差
「ドジャースーロイヤルズ」(16日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が「2番・指名打者」で出場し、三回の打席で4戦ぶり中越え18号先制ソロを放った。試合前に山本由伸投手ら2投手が負傷者リスト入りした暗雲を払しょくする打球速度184キロ、飛距離137メートルの豪快アーチ。直近11戦4発。前日までチーム最多で並んでいたテオスカー・ヘルナンデス外野手を抜いてチーム単独1位となり、ナ・リーグ最多のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)との差を2本に縮めた。
大谷はここまで69試合に出場し、打率・305(ナ・リーグ5位)、17本塁打(同2位タイ)、44打点(同10位)、15盗塁(同8位)、OPS・948(同2位)と好成績を維持している。
6月に強く、エンゼルスでプレーした昨季は球団新記録となる月間15本塁打をマーク。しかし、今季は13試合で打率・216(51打数11安打)、3本塁打、6打点、OPS・722とやや苦しんでいる。
チームは試合前に前日の試合で右上腕三頭筋の張りのため2回緊急降板の山本由伸投手と、同投手の降板を受けてスクランブル発進した後、広背筋の張りを訴えたマイケル・グローブ投手が負傷者リスト入りしたと発表。主力投手陣の離脱がチームに暗い影を落としている。