ドジャース激震 ベッツが左手骨折で離脱、山本由伸は右肩痛で前半戦絶望 大谷も沈痛「早期回復を祈りたい」

 7回、死球を受けたベッツ。手前はロバーツ監督(AP=共同)
 7回、死球を受け痛がるベッツ。右はロバーツ監督(共同)
 7回、死球を受けたベッツ(左から2人目)と、手を添えるロバーツ監督(30)。右端は心配そうな大谷(共同)
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 「ドジャース2ー7ロイヤルズ」(15日、ロサンゼルス)

 ドジャースが激震に見舞われた。

 1番・ベッツが七回の打席で左手甲に死球を受けて、検査の結果、左手骨折が判明した。

 球場が騒然となったのは七回2死一塁。相手右腕アルタビラの速球が左手甲を直撃。その場で倒れ込み、ロバーツ監督が猛ダッシュで背番号50の元へ駆け寄った。ベッツは悶絶。地元ファンから「ムーキー!ムーキー!」の大声援が送られ、マウンド上の右腕には大ブーイングが浴びせられた。

 ベッツは大谷、フリーマンとのMVPトリオとして中心的存在。打率・307、10本塁打、40打点、不動のリードオフマンとしてチームをけん引していた。

 試合後、2本塁打を放った大谷も沈痛な思いをにじませ、「チーム全体にとってタフな瞬間と思うし、欠かせない選手。起きたことは起きたこと。早期回復を祈り、チームでカバーできるよう頑張りたい」とした。

 山本由伸も右肩痛により数週間ノースローと判明。前半戦絶望となった。

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