大谷翔平は離脱の山本由伸を思いやる「ケア不足はない」「本人が一番悔しい」ベッツ骨折にも言及「みんなでカバーする」

 試合後に取材に応じる大谷翔平(撮影・小林信行)
 ロイヤルズに勝利し、タッチを交わす大谷(左)と山本(共同)
 7回、死球を受けたベッツ(左から2人目)と、手を添えるロバーツ監督(30)。右端は心配そうな大谷(共同)
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 「ドジャース3ー0ロイヤルズ」(16日、ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平選手が故障離脱の山本由伸、ベッツに言及した。

 右肩痛により前半戦絶望となった山本由伸について、「昨日もチームと話して、早い段階でやめたと思う。よく捉えるなら手遅れになるまえに休めたのではないかと思います。順調に回復していけば早い段階で帰ってこれると期待したいし、本人もプラスに捉えることができるのではと思う」と前向きに語った。

 大谷は同じ投手として山本の心情を思いやり、「1試合1試合、調整もひと一倍がんばっている。見ててそう思う。そこのケア不足ということはない。全部を全力で頑張っている。本人が一番悔しい。また全力で戦えるようにサポートしたい」とうなずいた。

 また、この日、七回に死球を受けたベッツが骨折で離脱。大谷は「キーになる選手がもちろん抜けるのはアプローチも変わり、打順もかわる。変わりに出る選手の入る打順によってもかわる。みんなでカバーしていくしかない」と語った。

 この日の試合では18、19号の2本塁打を放ち、チームをけん引した。三回は中堅左へ飛距離137メートルの特大弾となり「あそこの方向に飛距離が出ているのはいい状態。いい感覚だったと思います」と振り返った。

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