「ロッキーズ－ドジャース」（１７日、デンバー）

　ドジャースの大谷翔平選手が「１番・指名打者」で出場することが発表された。不動の１番、ベッツが前日のロイヤルズ戦で左手に死球を受けて骨折し、この日の試合前に１５日間の負傷者リストに入り、有望株のバルガスが再昇格したことが正式に発表された。

　大谷がリードオフマンを務めるのはベッツが休養のため欠場した５月１８日のレッズ戦以来、２５試合ぶり今季２度目。大谷と２、３番コンビを組んでいたフリーマンの打順は変わらず、２番に右打ちのスミスを置いた。

　ベッツに代わり、堅守のベテランのロハスが遊撃に入った。

　大谷はここまで７０試合に出場し、打率・３０９（ナ・リーグ４位）、１９本塁打（同２位）、４６打点（同７位タイ）、１５盗塁（同８位）、ＯＰＳ・９７６（同２位）の好成績を残している。

　前日のロイヤルズ戦は三回にセンター左へ１３７メートル特大１８号、続く六回の打席では右翼席へ１９号。試合後は１本目の本塁打について「あそこの方向に飛距離が出ているということはいい状態じゃないかなと思うので、気持ちいい感覚だったなと思います」と、打撃感覚の良さを口にした。直近６戦４発。２打席連発、今季２度目の１試合２本塁打でナ・リーグトップのオズナ（ブレーブス）との差を１に縮めた。

▽ドジャースのラインアップ

１番・ＤＨ　大谷　　　　　　　打率・３０９　１９本塁打　４６打点　ＯＰＳ・９７６

２番・捕手　スミス　　　　　　打率・２８４　１０本塁打　４２打点　ＯＰＳ・８３５

３番・一塁　フリーマン　　　　打率・３００　１０本塁打　４３打点　ＯＰＳ・９０３

４番・左翼　Ｔ・ヘルナンデス　打率・２５７　１７本塁打　５０打点　ＯＰＳ・８２８

５番・中堅　パヘス　　　　　　打率・２６７　７本塁打　２０打点　ＯＰＳ・７３６

６番・右翼　ヘイワード　　　　打率・２１６　３本塁打　９打点　ＯＰＳ・７５４

７番・遊撃　ロハス　　　　　　打率・２７８　３本塁打　１４打点　ＯＰＳ・７７２

８番・三塁　ビジオ　　　　　　打率・２００　２本塁打　９打点　ＯＰＳ・６０７

８番・二塁　ラックス　　　　　打率・２１２　１本塁打　１６打点　ＯＰＳ・５４２

　　　投手　パクストン　　　　６勝１敗　防御率３・９２