大谷翔平、21号先頭弾 飛距離130メートル 1番で758日ぶり衝撃弾 リーグ単独トップの座奪回 通算775安打で青木超え日本勢単独3位浮上

 「ロッキーズ-ドジャース」(20日、デンバー)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、初回の打席で中越え21号先頭打者弾。飛距離130メートルの特大の一発。左手死球骨折で離脱したベッツに代わって1番で4戦連続出場し、22年5月22日のアスレチックス戦以来、通算7本目となる先頭弾。直近10戦6本塁打の量産態勢でナ・リーグ1位を走っていたオズナ(ブレーブス)を抜いてトップの座を奪い返した。

 この1本でメジャー通算775安打とし、前日まで並んでいた青木宣親を抜いて日本勢単独3位に浮上した。最多はイチローの3089安打、2位は松井秀喜の1253安打。

 大谷は前日の試合で4試合連続マルチ安打。3点ビハインドの二回2死満塁の絶好機に左中間へ走者一掃の適時二塁打を放ち、フリーマンの適時打で一度は勝ち越しとなるホームを踏んだ。18日の同カードでは六回に今季メジャー最長、自身2番目の飛距離145メートルの打球で4年連続20号を達成していた。

 大谷はここまで73試合に出場し、打率・317(ナ・リーグ3位)、20本塁打(同1位タイ)、52打点(4位タイ)、16盗塁(同6位タイ)、OPS・996(同1位)の好成績を残している。

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