大谷翔平、勝負避ける2四球に敵地不満の声 リーグ単独トップ21号先頭弾 直近10戦7発 チームは今季最多タイ貯金17

 「ロッキーズ3-5ドジャース」(20日、デンバー)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、初回に21号先頭打者弾を放つなど、3打数1安打1打点、2四球。ナ・リーグ本塁打部門で前日まで並んでいたオズナ(ブレーブス)を抜いて単独トップに返り咲き、チームの今季最多貯金17に貢献した。

 左手死球骨折で離脱したベッツに代わって1番で4戦連続出場。初回の打席は左腕ブラックに対し、カウント2-1から甘く入った143キロツーシームを完璧に捉えた。飛距離130メートル。22年5月22日のアスレチックス戦以来、通算7本目となる先頭打者弾。飛距離130メートル。フェンス際で中堅手がジャンプした後、捕球できなかったことを確認した後、右手人差し指でナンバーワンポーズをつくってダイヤモンドを一周した。

 この一打でナ・リーグ1位を走っていたオズナ(ブレーブス)を抜いてトップの座を奪い返すとともに、メジャー通算775安打とし、前日まで並んでいた青木宣親を抜いて日本勢単独3位に浮上した。最多はイチローの3089安打、2位は松井秀喜の1253安打。

 二回2死一、三塁の好機はカウント3-1から四球を選んで出塁。四回はフルカウントから外角低めチェンジアップに空振り三振を喫した。四回のスミス、フリーマンの連続本塁打で点差を5点に広げた六回無死一塁の打席は右腕モリーナに対し、カウント2-2から外角低めチェンジアップを打って中飛だった。

 敵地スタンドから不満の声が上がったのは、3点リードの八回2死一塁の第5打席だ。1ストライクから一走テイラーが二盗を決め、カウント1-1になったところでロッキーズベンチは迷わず敬遠策を選択。6月2日の同カード以来、2度目の申告敬遠で一塁へ歩いた。

 大谷は5試合連続安打で打率・318、リーグ最多の21本塁打、53打点。打撃主要部門でいずれも上位4人(試合終了時)に入っている。

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