大谷翔平 16試合ぶりの1試合2三振 難敵左腕のクロシェに封じ込まれる 直後、タブレット端末をチェック

 「ホワイトソックス0-3ドジャース」(24日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手は五回の第3打席で見逃し三振に倒れ、16試合ぶりの1試合複数三振を記録した。

 先頭のテイラー、続くヘイワードが凡退して迎えた打席。難敵のクロシェにカウント不利な状況を作られてしまうと、最後は159キロのストレートで見逃し三振に倒れた。1試合で複数三振を喫したのは6日・パイレーツ戦以来、16試合ぶりだ。

 直後、ベンチに戻った大谷はタブレット端末で映像をチェック。次打席へ向け、すぐさま修正に取りかかった。2点を先制し、なおも2死二塁で迎えた第4打席ではストレートの四球を選んだ。その直後、大粒の雨が降り注ぎ試合は中断。雷鳴が響く中で試合は再開となり、2死満塁まで好機を広げたが、フリーマンが左飛に倒れた。

 第1打席は左腕・クロシェの力強いストレートで追い込まれ、最後は外角に逃げる変化球で空振り三振に倒れた。第2打席は初球の93マイルを積極的に振っていったが空振り。続く2球目の変化球を引っかけて遊ゴロに打ち取られていた。

 それでも第4打席は四球を選び、九回の第5打席ではダメ押しの犠飛を放ち8戦連続の打点をマーク。苦しめられた中でもしっかりと勝利に貢献した。

 この日、大谷は自身通算9度目、ドジャース移籍後は2度目となる週間MVPを受賞。期間中は打率・481、6本塁打、13打点でOPSは驚異的な1・847をマークしていた。

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