大谷翔平 8試合連続打点となるダメ押し犠飛 初球をセンターへ打ち上げる 九回に価値ある1点で連勝に貢献

 「ホワイトソックス0-3ドジャース」(24日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、2-0で迎えた九回の第5打席で中犠飛を放ち、ダメ押しの1点を奪った。これで8試合連続打点となった。

 先頭のテイラーが右前打で出塁し、バッテリーエラーで二塁へと進んだ。ヘイワードの二ゴロ間に三塁へ進み、打席に入った大谷。右腕コーペックとの対戦となり、初球の高めの変化球をセンターへ打ち上げてダメ押しの犠飛で打点1。8試合連続打点をマークした。

 チームは七回に2点を先制し、終盤に次の1点を奪えば勝利への流れがほぼ確実になる状況。しっかりと高めのボールを狙って打ち上げた大谷の打撃は勝利に貢献するという意思をはっきりと感じさせる内容だ。

 序盤は難敵左腕のクロシェに封じ込まれ、第1打席は変化球で空振り三振。第3打席は159キロのストレートに手が出ず見逃し三振に終わり、16試合ぶりの1試合2三振を喫していた。

 味方打線が2点を先制し、なおも2死二塁の第4打席では四球を選んだ直後に大粒の雨が降り注ぎ、試合が中断するハプニングもあった。それでもドジャースはしっかりと勝ちきって連勝。貯金を今季最多の「17」とした。

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