大谷翔平 ダメ押し犠飛で8戦連続打点 日本人初の4戦連発ならず&無安打も勝利に貢献 九回に価値ある一打

 ホワイトソックス戦の9回、中犠飛を放つ大谷(共同)
 ホワイトソックス戦の9回、中犠飛を放つ大谷(共同)
 ホワイトソックスに勝利し、チームメートを迎える大谷(共同)
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 「ホワイトソックス0-3ドジャース」(24日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、九回にキャリアハイの8試合連続打点となるダメ押し犠飛を放った。この日は16試合ぶりとなる1試合2三振を喫するなど3打数無安打1四球。期待された日本人メジャーリーガー初の4戦連発はならなかったが、チームの勝利に貢献した。

 序盤は難敵左腕のクロシェに苦しめられた。160キロに迫るストレートを軸に、キレのいい変化球を織り交ぜられ、絶好調の大谷も手を焼いた。初回、ストレートで追い込まれると最後は外角スライダーにバットは空を切った。第2打席は低めの変化球を打たされての遊ゴロに倒れた。

 そして第3打席、簡単に追い込まれると最後は159キロのストレートに手が出ず見逃し三振。大谷が1試合2三振を喫したのは6日・パイレーツ戦以来、実に16試合ぶりとなった。投手が代わった第4打席はストレートの四球、1死三塁で迎えた九回の第5打席はセンターへ犠飛を打ち上げダメ押しの1点をたたき出した。これでキャリアハイを更新する8試合連続打点だ。

 チームは下位打線が好機を生みだし、ホワイトソックス投手陣を攻略した。0-0で迎えた七回、ヒットを打てば22連勝中のロハスが左翼線二塁打を放って好機を演出すると、代打・ラックスの進塁打で三塁へ。K・ヘルナンデスが先制の適時二塁打を放ち、さらに敵失でもう1点を加えた。終盤に次の1点を奪えば勝利への流れがほぼ決まる状況だっただけに、大谷の犠飛は価値ある一打だ。

 投げてはパクストンが5回3安打無失点、6奪三振で役割を果たすと、リリーフ陣も無失点でバトンをつないだ。これでドジャースは連勝。貯金を今季最多の「17」とした。

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