大谷翔平 先頭打者弾の次打席は冷静に四球 ブーイング浴びせられるも冷静に フリーマンの同点2ランにつなげる

 3回、同点2ランを放ったフリーマンを出迎える大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 「ホワイトソックス-ドジャース」(25日、シカゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が三回先頭の第2打席でブーイングを浴びせられながらも冷静に四球を選んだ。

 初球のバックドアを見逃し、2球目の外角変化球も見送ってカウント1-1。ここから低めの変化球をじっくりと見極め、4球目は外角へ大きくストレートが外れた。打者有利のカウントとなったが、真ん中のスライダーを見逃しフルカウント。ここでタイムを取ってスタンドからブーイングを浴びせられたが、6球目のアウトローを見極めて四球を選んだ。

 初回先頭の第1打席では右手一本でカーブをすくいあげ、右翼席にたたき込んだ大谷。手応えを感じなかったのか、バットを持ったまま一塁ベースを越え、スタンドイン後にベースを踏み直す珍しいシーンもあった。3連勝へ、24号先頭打者アーチで先制するも直後に先発のミラーが1死も奪えず3失点を喫し逆転を許していた。

 その後、1死からフリーマンが左翼席へ同点2ランを放った。試合を振り出しに戻す一発に、ベンチでは充実の笑みを浮かべていた。

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