大谷翔平「特別なことはしてない」1番で打線をけん引 強力リリーフ陣に感謝「素晴らしい仕事」「1点でも多く取って楽に」

 初回、24号先頭打者アーチを放った大谷(ロサンゼルス・ドジャース提供)
 3回、フリーマンの2ランで生還し本塁で迎える大谷(共同)
 3回、フリーマン(5)の2ランで生還し本塁で迎える大谷(共同)
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 「ホワイトソックス3-4ドジャース」(25日、シカゴ)

 大谷翔平選手は24号先頭打者アーチ、決勝適時打と3打数2安打2打点、1四球で全4得点にからむ活躍。試合後、グラウンドインタビューでは「打つ球をしっかりまず打てているので。それが一番いいところ。ボール球を見送れているのが一番いいところかなと思います」と要因を語った。

 初回の第1打席、変化球には手を出さずしっかりとボールを見極めた。追い込まれてからのカーブを右手一本ですくい上げると、打球は右翼席に飛びこんだ。6月10本目のアーチが飛び出すと、第2打席もしっかりとボールを見極めて四球を選び、フリーマンの同点2ランを呼び込んだ。

 四回2死一、三塁の第3打席では一転。初球の変化球から積極的に仕掛け、2球目の内角スライダーを豪快に引っ張り込んで一、二塁間を破った。大谷が語るように、ボールを見極めることでリズムが生まれ、打者優位の状況を作っている。

 先頭打者として心がけていることを問われ「特別なことはしてないですけど、自分のアットバットをしっかりと繰り返すことで、チームにいい結果が生まれるんじゃないかと思います」と語った大谷。この日は先発のミラーが2回3失点KO。それでも救援防御率1位の強力リリーフ陣が踏ん張り「本当にブルペン陣は最初から今まで素晴らしい仕事をしているので。1点でも多くとって楽に仕事をさせてあげたいんじゃないかと野手陣は思っていると思います」と明かした。

 チームは3連勝で50勝に到達。大谷が打線を引っ張る活躍で価値ある1勝に貢献した。

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