大谷翔平 第2打席でも不可解判定に首ひねる NHKBS実況も思わず「あーっと」球審は昨季メジャー昇格したばかり

 「ジャイアンツ5-3ドジャース」(28日、サンフランシスコ)

 大谷翔平選手は三回の第2打席でまたも不可解判定が起こった。最後は遊ゴロに倒れたが、疑問が残る判定だ。

 カウント2ボールからの3球目、アウトコースに外れるツーシームがストライクと判定されると、NHKBSの実況も思わず「あーっと」という声が漏れた。ストライクゾーンを外れていた1球がストライクとコールされ、思わず大谷も首をひねった。

 そして4球目もアウトハイに抜けた1球がストライクとコールされ、自身を持って見極めた大谷はタイムをかけてメンタルをリセットした。5球目、低めの変化球を二遊間へはじき返し全力疾走したが、遊撃手の好守にあって間一髪でアウトになった。

 第1打席では自信を持って見逃した1球がストライクと判定され見逃し三振。3試合連続の先頭打者アーチはならなかった。この試合の球審はベネズエラ出身のエドウィン・ヒメネス審判員。昨季、メジャー昇格したばかりの30歳で、昨年は79試合に出場してゲームを裁いていた。現地中継局でも経歴が紹介されるほど、誰もが疑問を感じた判定だった。

 大谷は第4打席で内野安打を放つも、チームは同点に追いついた直後の九回にトライネンがサヨナラ2ランを被弾。チームの連勝は4で止まった。

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