「ジャイアンツ７－１４ドジャース」（２９日、サンフランシスコ）

　ドジャースが十一回に一挙７点の猛攻。激闘を制した。

　大谷翔平選手は１番・ＤＨで出場し、２６号ソロを含む４打数１安打１打点２四球だった。

　１点リードの十回は追いつかれてなお、１死満塁。ロバーツ監督は外野手のテイラーに内野を守らせ、内野５人シフトの奇策を敷く大胆策。結果的に三振を奪うと、次の打者も捕邪飛に仕留めて十一回に突入した。

　十一回は無死二塁で大谷が打席に入ったが、２戦連続の申告敬遠。敵地にブーイングが響いた。だが、無死一、二塁からスミス、フリーマン、テーラーらに適時打が飛びだし、一挙７得点で試合を決めた。

　大谷は三回の第２打席で２試合ぶりの中越えソロ。チームに勝ち越し点をもたらしたが、先発のエース・グラスノーが崩れ、３回７安打５失点。だが、チームは四回に４安打を集中して４点を奪った。

　五回に追いつかれた後は両軍のリリーフ陣が奮闘。６－６のまま延長タイブレークに突入していた。