吉田正尚 ヤンキース戦で劇的同点2ラン!九回2死から起死回生の一撃を右翼席にたたき込む ヤンキースタジアムがシ~ン 5連勝に貢献

 「ヤンキース3-5レッドソックス」(5日、ニューヨーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が2点を追う九回、2死二塁から同点の3号2ランを放った。

 フルカウントからファウルで粘り迎えた8球目、低めの変化球を豪快に振り抜いた吉田。打球は美しい放物線を描いて右翼席に飛び込んでいった。打ち取られれば最後の打者となる中、劇的なアーチが飛び出した。相手は19セーブをマークしているヤンキース・守護神のホームズ。今季の被本塁打はわずか1本だっただけに、価値ある同点2ランだ。

 これには敵地・ヤンキースタジアムも静まりかえった。吉田の本塁打は4月20日のパイレーツ戦以来、約2カ月半ぶり。7月に入り13打数5安打と結果を残していたスラッガーに上昇気配を感じさせる待望の一発だ。

 これで延長戦に持ち込むと、4連勝のチームはタイブレークとなった十回にラファエラの2ランで勝ち越しに成功。ア・リーグ東地区のライバルからこの試合初めてのリードを奪った。その裏、無死一、三塁のピンチでジャンセンがジャッジを打ち取るなど、無失点でゲームを締めた。これでチームは5連勝、貯金を「8」とした。

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