大谷翔平 痛烈ライナー放つも惜しくも正面 誕生日に快音響かずも…スミスの1試合3発にベンチでガッツポーズ
「ドジャース-ブルワーズ」(5日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手は七回の第4打席で左直に倒れた。自己ワーストの6打席連続三振でストップしたが、30歳の誕生日に快音が響かない。
七回1死、マウンドには2メートル超の左腕・ハドソン。先頭のテイラーが三ゴロに倒れた中、スタンドからは拍手がわき起こって打席に入った。初球の外角フォーシームは見送って1ストライク。2球目のスライダーもアウトローに決まって追い込まれた。
1球見極めての4球目、外角スライダーを鮮やかに逆方向へ流し打った。きれいに合わせた打球は痛烈なライナーとなったが、左翼手の正面を突いた。直後、スミスが自身初となる1試合3本目のソロを放ち、試合を振り出しに戻した。ベンチで打球を追った大谷はポール直撃の瞬間、両手でガッツポーズを作った。
大谷は3打席目まで連続三振を喫し、前日の第2打席から6打席連続三振。メジャー移籍後初の屈辱を味わう形となり、修正力を発揮できていなかった。第2打席では見極めたボールがことごとくストライクと判定される不運もあり、本拠地は大ブーイングに包まれていた。