今永昇太が快挙! メジャー1年目で球宴選出 日本選手新人では史上9人目 チーム最多勝&最多奪三振 大谷と共闘へ

 練習中に笑顔を見せる今永(共同)
 練習する今永(共同)
 エンゼルスに勝利し、鈴木(27)とタッチを交わす今永(共同)
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 米大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、オールスター戦(16日、アーリントン)に出場する投手と控え野手を発表。メジャー1年目のカブスの今永昇太投手が選出された。日本選手が新人で選出されたのは95年の野茂英雄投手(ドジャース)、01年のイチロー外野手(マリナーズ)、03年の松井秀喜外野手(ヤンキース)、08年の福留孝介外野手(カブス)、12年のダルビッシュ有投手(レンジャーズ)、14年の田中将大投手(ヤンキース)、昨年の千賀滉大投手(メッツ)に続いて9人目となる。

 今永は昨オフにDeNAからポスティングシステムを使ってカブスと4年5300万ドル(約84・8億円)で合意。4月1日のロッキーズ戦でデビューして六回2死までノーヒットノーランを継続するなど、6回無失点で初勝利を挙げた。4月は無傷の4勝、防御率0・98の快投で月間新人賞を獲得した。5月最初の先発でも勝利投手になり、連勝を伸ばした。

 しかし、その後は好投が報われず、3登板連続勝敗つかず。5月29日の登板以降は失点が目立ち、直近6登板は2勝2敗、防御率6・51と精彩を欠いている。

 それでもここまでチーム最多タイの16先発、同最多の7勝&92奪三振、防御率3・16をマーク。91投球イニングもチームで最も多く、地区最下位に低迷する球団の投手陣を支えている。

 日本選手ではドジャースの大谷がファン投票により、ナ・リーグの指名打者で4年連続スタメン出場が決まっている。カブスはドジャースと同じナ・リーグに属する。2人の日本選手がチームメートとして真夏の祭典の舞台に立つ。

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