ドジャース先発ミラーが4回9失点KO 同リーグの最強軍団フィリーズに四回には満塁被弾 大谷は五回まで1安打1盗塁
「フィリーズ-ドジャース」(9日、フィラデルフィア)
ドジャースが試合前半に大量失点した。先発のミラーが乱調。二回に2死から四球と3連打で3点を先制されると、四回は打者一巡の猛攻を受けて6失点。先頭からの3連打で1点を追加されると四球を与えて無死満塁とピンチを拡大。ここでターナーに痛恨の左越え満塁弾を浴びた。なんとか2死までこぎつけたが、ストットにも右中間ソロを被弾。結局、この回限りで4回10安打9失点で降板した。
フィリーズは今季この試合まで58勝32敗。メジャー全球団最高の勝率・644でナ・リーグ東地区首位を独走する最強軍団。同・604で同西地区首位のドジャースがワールドシリーズに進むには避けては通れないであろう相手に、一方的な試合を強いられた。
「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平投手は、初回の第1打席は3球三振。三回1死の第2打席は左前にポトリを落ちる安打で3試合連続ヒットとし、2死後に3試合連続盗塁となる二盗に成功。直近5戦5盗塁とした。五回は四球を選んだ。