ドジャース・大谷翔平は1安打1盗塁 七回に代打を送られ今季5度目の途中交代 フィリーズとのポストシーズン前哨戦に大敗
「フィリーズ10-1ドジャース」(9日、フィラデルフィア)
ドジャース・大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場。七回の第4打席で代打を送られ、敵地でブーイングが起こった。四回までに9点を先行され、1-9で迎えた七回無死一塁。ここでロバーツ監督が代打・バーンズを打席に送った。大谷はベンチ後列から戦況を見つめた。大谷の途中交代は5月16日・レッズ戦以来で今季5度目。
大谷は初回の第1打席は3球三振。三回の第2打席は3試合連続安打となる左前打を放ち、2戦連続今季21個目の盗塁となる二盗を決めた。直前のビジオが右越えソロを放ち1-9として迎えた五回の第3打席は、四球を選んだ。
大谷は2打数1安打、1盗塁で今季打率・315、28本塁打、65打点。あと1と迫っているメジャー通算200本塁打達成は10日以降にお預けとなった。
一方で、試合前にエース右腕グラスノーの15日間の負傷者リスト(IL)入りが発表されたこの日は、先発のミラーが大乱調。四回に満塁被弾するなど4回10安打9失点で試合を作れなかった。七回にも1点を追加され、なおも2死一塁で遊撃を守っていたK・ヘルナンデスが4番手で登板した。
ナ・リーグ中地区を独走するフィリーズとのポストシーズン前哨戦とも言われた対決で、ドジャースが2桁失点で大敗を喫した。