大谷トリプルスリーペース 剛腕撃ち1安打1盗塁 途中交代に敵地も大ブーイング

 「フィリーズ10-1ドジャース」(9日、フィラデルフィア)

 ドジャース・大谷翔平投手は相手先発の剛腕ウィーラーから1安打をマークした。一回は150キロ台後半の直球を3球続けて振り、空振り三振。だが、三回に雪辱した。真ん中高めのカットボールにおっつけ左前へ。2死から二盗に成功して盗塁数は21に伸ばした。日本選手メジャー初のトリプルスリーも十分に狙えるペースだ。

 5月29日から毎試合先発出場を続けており、五回に四球を選んだ後、1-9の七回無死一塁では代打が送られた。敵地ながら場内は大ブーイングに包まれた。ロバーツ監督は点差を考慮しての途中交代だとし、「彼は大丈夫だ」と体調面に問題はないことを強調した。大谷の途中交代は5月16日・レッズ戦以来で今季5度目。あと1本に迫っているメジャー通算200本塁打達成は10日以降に持ち越しとなった。

 チームは先発ミラーが4回9失点と誤算で、ハーパーやシュワバーら主力がけがから復帰したフィリーズ打線に対し、2本塁打を含む10安打を浴びた。投手を温存するため、七回途中からは遊撃を守っていたE・ヘルナンデスが4番手で登板した。ともに地区首位を快走する強豪同士の3連戦。初戦は大敗に終わった。

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