大谷翔平 第3打席で鮮やか同点タイムリー 内角の厳しいボールを逆方向へ 敵地で強烈ブーイングわき起こる中 一塁塁上で笑み

 「フィリーズ-ドジャース」(10日、フィラデルフィア)

 ドジャースの大谷翔平選手は五回の第3打席で左中間へ同点タイムリーを放った。

 1死からK・ヘルナンデスが四球で出塁。バーンズが中前打を放って一、三塁と好機を広げ、大谷が打席に入った。強烈なブーイングがわき起こる中、初球の変化球をフルスイングしてファウルに。2球目の厳しい内角球を鮮やかに逆方向へはじき返し、同点タイムリーとなった。一塁塁上では満面の笑みを浮かべた。

 初回先頭の第1打席はサンチェスが投じた初球、インサイドのボールをきれいに引っ張って一、二塁間を破った。右前打で出塁すると2死後、4試合連続の二盗を決めて好機を演出したが、後続が凡退していた。第2打席は低めの変化球をじっくりと見極めてフルカウントに持ち込むも遊ゴロに倒れた。

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