「フィリーズ－ドジャース」（１１日、フィラデルフィア）

　ドジャースの大谷翔平選手は五回の第３打席で空振り三振に倒れた。

　先頭のラックスが左翼ポール直撃の３号ソロを放ち１点差に迫った。敵地がどよめく中で打席に入った大谷。冷静に低めの変化球を見極め、２球目の浮いたボールを強振。３球目はカーブにバットが空を切った。最後は高めのストレートで空振り三振を喫した。

　第１打席は高めの直球にやや差し込まれての右飛。二回の第２打席は１死満塁の絶好機で打席が巡ってきたが、初球の内角ストレートが厳しい判定となってストライクに。思わず打席で首を振り、笑みを浮かべたシーンも。最後はワンバウンドするカーブに空振り三振。スミスも倒れて好機を逸していた。