大谷翔平 徹底的な外角攻めに苦しみ4打席連続凡退 それでもT・ヘルナンデスが価値ある同点打 連敗ストップへ試合を振り出しに

 8回、空振り三振に倒れた大谷
 8回、空振り三振に倒れた大谷
 8回、空振り三振に倒れた大谷
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 「タイガース-ドジャース」(12日、デトロイト)

 ドジャースの大谷翔平選手は1点を追う八回の第4打席で空振り三振に倒れた。

 先頭の代打・ラックスがきれいにとらえるも中堅手の正面を突いた。1死無走者で右腕ブリスキーとの対戦。初球の低めを悠然と見送り、2球目のストレートにスイングを仕掛けて行くもファウル。追い込まれる形となったが、低めの変化球を見極め、ファウルで粘った。フルカウントからの8球目、最後は外角のチェンジアップにバットは空を切った。相手バッテリーの徹底的な外角攻めに苦しんだ形だ。

 前日は4打数無安打2三振に終わっていた大谷。デトロイトではエンゼルス時代の昨季、Wヘッダー第1試合で投手としてメジャー初完封勝利をマーク。同第2試合で2打席連続アーチを放ち、伝説の1日として米ファンを興奮させた相性のいい球場だった。

 だが第1打席から徹底的にアウトサイドを攻められ三ゴロ。第2打席ではカウント1ストライクからの2球目、高めのストレートがストライクと判定されて首をかしげた。カウント2-2から中飛に倒れ、第3打席も浮いた外のボールを逆方向へ流し打ったが相手左翼手のグラブに収まっていた。

 チームは2桁三振に到達。3点ビハインドからフリーマンのソロなどで1点差まで詰め寄っていた中、2死からスミス、フリーマン、T・ヘルナンデスの3連打で試合を振り出しに戻した。

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