大谷翔平、本塁打競争出場に前向き「今年は特別。ハードワークすぎるなと」 競い合いたいレジェンドは「ボンズ、マグワイア、ルース」
「米大リーグ・オールスター・ホームランダービー」(15日、アーリントン)
ドジャースの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、オールスターゲーム前日の恒例行事となっているテーブルインタビューで来年以降のホームランダービーへの出場の可能性に言及した。
今回は昨年9月の右肘手術のリハビリを重視するため、ダービーへの不参加を示唆していた大谷。出場を期待されていたことを問われると、「今年はちょっと特別だったので。シーズン中のケージワーク(室内打撃練習)の本数もまだ制限はしてるので、そういう意味では(本塁打競争は)ハードワークすぎるなというのがちょっと懸念点ではあったので辞退をした」と、初めて出場した21年の経験を踏まえて説明した。
打者専念の今季はナ・リーグ1位の29本塁打。2年連続のキングを狙える位置にいるアーチストは「今後(来季に)、投手として復帰した先に、今年は出られそうだなっていうのがあれば出たいなっていう気持ちはあります」と出場に前向きな発言。一緒に競い合いたいレジェンド3人の名前を問われると、「バリー・ボンズ、マーク・マグワイア、ベーブ・ルース」と答えた。
今回のイベントにはドジャースからテオスカー・ヘルナンデスが参加する。優勝予想の問いには「予想というか、テオに勝ってほしいなという気持ちでいます」と応援団として見守ることを明かした。