大谷翔平 第1打席は四球 フルカウントから外角を見極め スタンドからはタメ息も ハーパーとの絡みが激カッコイイ!
「米大リーグ・オールスター、ア・リーグ-ナ・リーグ」(16日、アーリントン)
ドジャースの大谷翔平選手は「2番・DH」で先発出場し、初回の第1打席で四球を選んで出塁。スタンドからはタメ息が漏れた。
サイ・ヤング賞獲得経験もあるオリオールズの右腕・バーンズとの対戦となった大谷。捕手のラッチマンにタッチし、相手ベンチに一礼して打席に入った。球場が静まりかえる中、初球のアウトコースを見送りカウント1ストライク。2球目の内角カットはしっかりと見極めた。
3球目は内角スライダーを空振り。4球目の外角変化球、5球目の内角カーブを見極めてフルカウントになった。6球目のアウトコースを見極めると、スタンドがざわつき、タメ息も漏れた。
それでも2死からハーパーの左翼線二塁打で一気に三塁へ進むと、二塁塁上のスラッガーへ指さしししてサムアップポーズ。前日の練習では2人で会話しながら引き揚げてきたが、ファン垂涎のシーンだった。
試合前に「1打席、1打席集中しながら自分の持ってるものをしっかり出せればと思います」と語っていた大谷。今年が4回目の出場で、ここまでオールスターでは4打数1安打2四球。安打を放てばエンゼルス時代に出場した2022年のドジャースタジアム開催以来、2年ぶりだった。
試合前に行われたレッドカーペットショーでは真美子夫人と一緒に登場。特注のデコピンスーツで会場の注目をさらっていた。