ホワイトソックス、大谷の元同僚2選手に非情通告 ウォルシュは今季2度目の戦力外 マルドナドはメジャー40人枠外

 米大リーグ、ホワイトソックスは3Aシャーロットのジャレド・ウォルシュ内野手を自由契約にしたと発表した。チームは前日に37歳のベテラン捕手、マーティン・マルドナドをメジャー40人枠から外し、事実上の戦力外扱い。大谷のエンゼルス時代のチームメートだった2選手が厳しい状況に追い込まれる結果となった。

 ウォルシュはエンゼルス時代の21年に144試合、打率・277、29本塁打、98打点とブレークし、大谷とともにオールスター戦にも選出された。しかし、22年は打率・215、15本塁打、44打点と低迷。昨季は頭痛と睡眠障害のために長期離脱し、わずか39試合の出場にとどまり、マイナー落ち。今年1月にレンジャーズとマイナー契約を結び、開幕メジャー昇格を果たしたが、17試合、打率・226、1本塁打、7打点と結果を残せず、4月に事実上の戦力外通告。5月にホワイトソックスとマイナー契約で合意したが、3Aでは打率・185、8本塁打、17打点の成績でメジャー再昇格はならなかった。

 ホワイトソックスは前日には大谷の元相棒でもあるマルドナドをメジャー40人枠から外したと発表。アストロズでも21年から23年まで3シーズン連続で打率1割台だったメジャー14年目のベテランは今季も48試合、打率・119、4本塁打、11打点と精彩を欠いていた。チームは27勝71敗、メジャー最低勝率・276で前半戦終了。今月末のトレード期限を前に主力の放出が予想されており、来季を見据えたチームづくりにシフトしている。

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