ドジャース「デコピンを預けたくない同僚」が起死回生の一打を連発 九回同点ソロ&十回同点適時打 本拠地が興奮のるつぼ

 9回、同点ソロを放ちT・ヘルナンデスと抱き合うK・ヘルナンデス(ロサンゼルス・ドジャース提供)
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 「ドジャース7-6レッドソックス」(20日、ロサンゼルス)

 ドジャースのK・ヘルナンデスが起死回生の一打を連発した。延長十一回にはサヨナラのホームを踏み、チームの後半戦連勝発進に大きく貢献した。

 1点を追う九回、レッドソックスの守護神・ジャンセンに追い込まれながらも、浮いたボールを完璧にとらえた。打球は美しい放物線を描いて左翼席に飛び込む同点ソロ。確信歩きの一撃に、ナインは大興奮。一気に試合を振り出しに戻し試合は延長戦に突入した。

 さらに2点を勝ち越されて迎えた延長十回、2死二塁から中前に同点タイムリーを放って再び追いついたドジャース。ユーティリティープレーヤーが価値ある一打を連発し、本拠地は興奮のるつぼと化した。

 K・ヘルナンデスは大谷翔平と仲が良く、30歳の誕生日には日本語で「誕生日おーめでとう」と記したボールをプレゼントした。一方で大谷も「デコピンを預けたくない同僚」に指名。球団公式動画で「ハチャメチャになって帰ってきそう」とその理由を明かしていた。

 試合は延長十一回、1死満塁からスミスが中前適時打を放って激闘に終止符を打った。三塁走者のK・ヘルナンデスはサヨナラのホームを踏み、歓喜の輪に加わった。

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