「なんとまあ!」大谷翔平の客席越え弾にロバーツ監督は驚嘆「一番大事なのは彼がドジャースで楽しんでいること」

 試合後の会見で大谷の本塁打を語るロバーツ監督(撮影・小林信行)
 レッドソックス戦の5回、30号ソロを放ちベンチで迎えられる大谷
 レッドソックス戦の5回、30号ソロを放ち塁を回る大谷
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 「ドジャース9-6レッドソックス」(21日、ロサンゼルス)

 右中間スタンドを越えて通路にまで達した驚異の飛距離。試合後の会見でドジャースのロバーツ監督は大谷の特大アーチに「なんとまあ!彼には驚かされっぱなしだよ」と満面笑みを浮かべ、「あれほどまでの飛距離と勢いのある打球を打てる選手を見つけだすことは難しいね」と驚嘆の声を上げた。

 大谷に匹敵する飛距離の左打者を問われると、「いない、いない、いない」と3度繰り返し、「アスレチックスでプレーしていた時のオルソン(現ブレーブス、昨季の本塁打王)が右翼スタンドの深い位置まで飛ばしたが、ショウヘイのような右中間ではなかった」と話した。

 今季最多のチーム6本塁打。大谷が9番バーンズとの珍しい2者連続弾を記録すれば、左膝のけがから復帰したばかりのヘイワード、さらには5番に入ったラックスにも一発が飛び出した。指揮官は「彼がホームランを打つことは特別なことだが、彼はジェイ(ヘイワードの愛称)やラックスのホームランを自分のこと以上に喜んでいた」とベンチ内の大谷の様子を明かし、「私にとって重要なのはショウヘイがドジャースの一員になって心から楽しんでいる姿を見ることだ」と話した。

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