後半戦初マルチ&3打点の大谷翔平 2本の適時打はともに自賛「いい打席だった」 好調チームに信頼「いい流れを長期間続けられるチーム」
「ドジャース5-2ジャイアンツ」(23日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で出場で出場し、5打数2安打3打点3三振だった。後半戦は初、今季37度目のマルチ安打を記録。また、1試合3三振は今季8度目となった。チームは今季3度目、後半戦無傷の5連勝で、貯金を今季最多タイの20とした。
試合後のインタビューでは「(勝利に)最近チームとしても流れがいい。これを継続できればと思っていた。(四回の2点適時二塁打は)難しいボールだったんですけど、なんとかフェアゾーンに落ちてくれた。いい打席だったなと思います。(八回の適時中前打は)いい形で打線がつながっていた。この流れのままに得点したいと思っていた。いい打席だったと思います」と、納得の表情でうなずいた。
好調のチームについては「いい時もあれば悪い時もある。悪い時にすぐに流れを切れたり、いい流れを長期間続けられるチームだと思う。この流れを続けていきたい」と信頼を語り、「明日も明後日もまだ試合がある。1試合1試合大事だし、後半戦はどういう試合をするかも大事。いい試合をしていきたい」と見据えた。
この試合は「ウーマンズ・ナイト」として開催。選手たちの登場曲は奥さんが選曲し、大谷は真美子夫人の選曲「IL VENTO D`ORO」(菅野祐悟作曲)。黄金の風を意味するアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の“勝利確定演出”ともいわれる曲とともに、臨んだ。
1点リードの四回の第3打席でライトへの2点適時二塁打を放った。3点リードで迎えた八回2死一、三塁の場面では、相手の160キロの直球を捉え、火の出るような当たりでセンター前へ。試合を決定付けた。