大谷翔平、2安打1四球1盗塁と孤軍奮闘も…チームは15三振の完封負け まさかのダブルボーンヘッドも

 アストロズ戦の1回、二塁打を放ち二塁へ向かう大谷(共同)
 アストロズ戦の1回、二塁打を放った大谷(共同)
 アストロズ戦の1回、二塁打を放つ大谷(共同)
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 「アストロズ5-0ドジャース」(26日、ヒューストン)

 ドジャースの大谷翔平選手が「1番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球、今季25盗塁と孤軍奮闘するも、チームはア・リーグ西地区首位のアストロズに完敗した。

 大谷は打率・315、31本塁打、74打点となった。

 前日、日米通算250号(日本48本、米202本)を達成した大谷。初回、先頭打者として打席に入ると、8勝5敗、防御率3・63をマークしている左腕・バルデスのシンカーを中堅左へとはじき返した。大谷は迷いなく一塁ベースを蹴ると、快足を飛ばして二塁を陥れた。安打を足で今季28本目となる二塁打に変えた。

 三回の第2打席では、左翼後方への大飛球を放つも、左翼・ロペルフィドがダイビングキャッチされ、安打とはならなかった。

 0-4で迎えた六回の第3打席では、1死一塁からバルデスの投球を見極めて四球を選んだ。

 八回無死の第4打席は3番手・プレスリーから中前打を放つと、さらには二盗を決めて得点機を演出したが、後が続かなかった。

 この日は主砲のフリーマンがスターティングメンバーに名を連ねていたものの、子どもが入院したとして、急きょチームを離れた。初回に先頭・大谷が二塁打を放った後は、15人連続アウトと序盤から打線が沈黙。六回初めて1死満塁のチャンスをつかんだが後続が凡退。続く七回には連打で先発の左腕バルデスをマウンドから引きずり降したものの、K・ヘルンデスオーバーランでタッチアウト。さらには、相手のチャレンジで、バルガスの緩慢な走塁により得点が取り消しとなるまさかのダブル・ボーンヘッド。終わって見れば、15三振を喫しての完封負けとなった。

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